抗サイログロブリン抗体 Tg-Ab

サイログロブリンは甲状腺濾胞細胞に含まれる分子量約330kDaの糖蛋白で、これに対する自己抗体を抗サイログロブリン抗体といい、マイクロゾーム抗体と共に代表的な甲状腺の自己抗体です。

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抗サイログロブリン抗体 Tg-Ab

サイログロブリンは甲状腺濾胞細胞に含まれる分子量約330kDaの糖蛋白で、これに対する自己抗体を抗サイログロブリン抗体といい、マイクロゾーム抗体と共に代表的な甲状腺の自己抗体です。

自己免疫性甲状腺疾患において古くから間接凝集法による抗サイログロブリン抗体(サイロイドテスト)が測定されてきましたが、最近ではより高感度のRIA法による定量測定が主流になってきています。

自己免疫性甲状腺疾患が疑われる場合はTPO抗体(抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)を同時に測定するのが望ましい。橋本病での陽性率は75〜80%、バセドウ病では50〜60%くらいといわれています。

びまん性の甲状腺腫を触診し硬度が固い場合は橋本病を疑い、その場合甲状腺機能亢進があればバセドウ病も考慮にいれます。


基準値:0.3U/ml未満
測定方法:RIA(二抗体法)

・高値を示す病態
バセドウ病、橋本病

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サイロイドテスト 抗サイログロブリン抗体 | 更年期の症状と間違えやすい疾患

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