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2009年に報告された ACR/EULARによる新しい関節リウマチ(RA)分類基準を、わが国の臨床現場でどう活用していくべきかについて、2011年7月神戸で開催された日本リウマチ学会(JCR2011)で、多くの施設から新基準に関する検討結果が発表されました。
青森県立中央病院リウマチ膠原病内科の金澤洋氏らは、関節症状出現1年以内の早期患者を対象とした検討から、関節所見を正確に診断することが要求され、大関節に症状がある患者や血清学的所見が陰性の患者ではやや限界がみられるものの、早期診断を目的とした新基準は有用であると結論しています。
抗好中球細胞質抗体(C-ANCA、PR3-ANCA)はWegener肉芽腫症(WG)の疾患指標となる自己抗体です。
WGは壊死性肉芽種性炎、壊死性血管炎、半月体形成性腎炎を主徴とする難治性疾患で、活動期にC-ANCAは高力価を示し、免疫抑制療法による臨床所見の改善によりその力価は低下します。
この自己抗体は、間接蛍光抗体法により好中球の細胞質を顆粒状に染め出すことから、cytoplasmic-anti-neutrophil cytoplasmic antibody(C-ANCA)と呼ばれます。また対応抗原の主な成分がセリンプロテアーゼの一種である分子量29kDaのProteinase-3(PR3)であるため、PR3-ANCAとも呼ばれます。
抗好中球細胞質抗体(anti-neutorophil cytoplasmic antibody :ANCA)は好中球の塗抹スライドを用いた間接蛍光抗体法により検出される自己抗体で、好中球の細胞質が顆粒状に染色されるcytoplasmic-anti-neutorophil cytoplasmic antibody(C-ANCA)と細胞核周辺がびまん性に染色されるPerinuclear-ANCA(P-ANCA)に大別されます。
P-ANCAの対応抗原は主としてミエロペルオキシダーゼ(MPO)であることから、MPO-ANCAと呼ばれます。MPO-ANCAは半月体形成性腎炎、巣状壊死性腎炎などで高頻度に検出されますが、いずれも血管炎を主体とする病態であるため、これらは「ANCA関連血管炎」とも呼ばれます。
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