レチノール結合蛋白 RBP - 蛋白・膠質反応

総タンパク質、アルブミン、グロブリン、TTT、ZTT、A/G比、蛋白分画などを紹介しています。

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レチノール結合蛋白 RBP

レチノール結合蛋白(retinol-binding protein:RBP)は血中レチノール(ビタミンA)の特異輸送蛋白であり、主に肝臓で生成されます。腸管より吸収されたレチノールはいったん肝臓に貯蔵され、RBPと結合して血中に分泌されるため、血中ビタミンA濃度は肝のRBP生成能と並行します。また、RBPの生成自体は肝細胞のビタミンAレベルによる調節を受けており、ビタミンAとRBPの動きは多くの場合並行します。

ビタミンAを結合したRBPはさらにプレアルブミンと複合体を形成して標的組織に転送されるが、ビタミンAを組織内に移行させた後にはプレアルブミンから遊離し、腎糸球体の濾過および尿細管での再吸収を経て異化されます

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ZTT 亜鉛混濁反応 血清膠質反応

ZTT 亜鉛混濁反応 は主として肝障害を見るための血清膠質反応です。膠質反応とは血清に種々の蛋白変性試薬を加え、混濁や沈殿の生成を測定するもので、主に血清アルブミンの減少とγ-グロブリンの増加を反映して高値をとなるので、各種肝障害時における血清中、複数の蛋白成分の量的・質的異常を迅速簡便かつ安価に知る方法として現在もなお使用されています。

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血清蛋白分画(protein fractionation:PR-F)

血漿蛋白質は無数の蛋白成分より構成され、その主なものはアルブミン、グロブリン、リポ蛋白などです。
これらの蛋白質は生体を維持する上でそれぞれ独特の役割を持っていますが、この構成比からさまざまな病態の把握を行うために蛋白分画検査を行います。

個々の蛋白測定に比べ、疾患特異性や感度は劣りますが、迅速、簡便かつ安価に血清蛋白全体の状況が把握できるという利点を持っています。このため日本臨床検査医学会の提案する「日常診療における基本的臨床検査」にも採用されています。

それぞれの分画に含まれるおもな蛋白を次に示すとおりです。実際は各分画で量的にもっとも多い蛋白1〜2種類の変動が大きく反映されます。たとえばα1分画では急性相反応物質であるα1アンチトリプシンが主体で、炎症性疾患で上昇します。
α2分画ではハプトグロビンが主体で、炎症で増加します。β分画ではリポ蛋白とトランスフェリンが主体で、前者は高脂血症で増加、後者は腎糸球体障害や慢性消耗性疾患で減少します。γ分画ではIgGがもっとも多く、炎症性疾患やM蛋白血症で増加します。

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