ウイルス性肝炎検査:HBs抗原

HBs抗原はB型肝炎疾患を疑うとき、または感染を防ぐ意味で他の疾患でも、初診時あるいは、入院時のスクリーニングに検査します。

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ウイルス性肝炎検査:HBs抗原

HBs抗原はB型肝炎疾患を疑うとき、または感染を防ぐ意味で他
の疾患でも、初診時あるいは、入院時のスクリーニングに検査します。

B型肝炎ウイルス(HBV)の外殻タンパク抗原(surface antigen)
です。血流中のHBVは電子顕微鏡的に、Dane粒子と呼ばれる重層
の球体構造をもつDNA型ウィルスであり、中心部のタンパク(コア
蛋白)の周囲を覆う形で存在しているのがHBs抗原です。

HBs抗原陽性は、現在HBVに感染していることを示しますが、
必ずしも肝障害を起こしていることを意味していません。
HBVの感染が出産時の母子感染(垂直感染)による場合には、肝
障害を起こさない状態が10数年続くこともあります(無症候性キャ
リアasymptomatic carria:ASC)

肝障害があって陽性の場合はHBVの活動性や感染力を判定するた
めに、HBe抗原・HBe抗体・HBV−DNAポリメラーゼある
いはHBV−DNA定量を行います。また、感染様式を明らかにす
る目的でHBc抗体の抗体価・HBcIgM抗体価を測定します。

陽性:HBV無症候性キャリア・急性B型肝炎・慢性B型肝炎・
B型肝硬変症・B型原発性肝細胞癌

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