水代謝 高ナトリウム血症と低ナトリウム血症

高ナトリウム血症は水が失われ血中のナトリウム濃度が濃くなる病態、低ナトリウム血症は水が余り血中のナトリウム濃度が薄まる病態です。

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水代謝 高ナトリウム血症と低ナトリウム血症

高ナトリウム血症も低ナトリウム血症も、ほとんどの場合はナトリウム自体より水の代謝に問題があります。高ナトリウム血症は水が失われ血中のナトリウム濃度が濃くなる病態、低ナトリウム血症は水が余り血中のナトリウム濃度が薄まる病態です。
水の出し入れを管理しているのは腎臓です。腎臓には水を捨てるべき時には希釈尿、水を保持するべき時には濃縮尿を排泄する仕組みがあり、これにより体液量やナトリウム濃度の恒常性を維持しようとしています。その調節をつかさどるのは抗利尿ホルモン(antidiuretic hormone:ADH)です。ADHは身体の浸透圧を感知した脳により、身体の血清浸透圧が少しでも上昇すると放出され、腎臓に作用して水の再吸収を促進します(濃縮尿がでる)。一方、身体の血清浸透圧が少しでも低下すると放出されず、腎臓の水再吸収が低下し水排泄が促進されます(希釈尿がでる)。このようにして身体は浸透圧とナトリウム濃度を一定に保っています。

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HCV薬剤耐性変異 NSA5-Y93

慢性C型肝炎の患者には、標準的治療法として「PEG-INF+RBV併用療法」などが用いられていますが、日本人では奏効しにくいとされる genotypeI型の感染者の患者割合が約70%と高く、標準的治療によるHCVの駆除率は50%程度とされています。
近年、ウイルス蛋白を直接阻害することによって強力な抗ウイルス作用を示すDAAs(Direct Acting Antivirals)剤が普及し始めています。

慢性C型肝炎治療におけるダクラタスビル(NS5A阻害薬)/アスナプレビル(NS3プロテアーゼ阻害薬)併用療法は、患者負担の少ない経口薬剤による治療として期待が寄せられています。

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