新規保険収載 デングウイルスNS1抗原定性

NS1抗原を標的にした検査法は、ウイルス遺伝子が消失したあとも検出が可能であることから、デングウイルス感染の診断補助に有用であるといわれています。

スポンサードリンク

新規保険収載 デングウイルスNS1抗原定性

デング熱 は蚊によって媒介されるデングウイルスの感染によって発症する急性熱性感染症です。デングウイルスの非構造蛋白であるNS1は感染細胞で合成され、細胞外に分泌される性質があり、特にヒトの細胞では盛んに放出されるため、血液中のNS1蛋白の検出はデングウイルス感染の証明になります。
また、NS1抗原を標的にした検査法は、ウイルス遺伝子が消失したあとも検出が可能であることから、デングウイルス感染の診断補助に有用であるといわれています。

検査材料:血清
測定方法:ELISA

新規保険収載 デングウイルスNS1抗原定性 の詳しくはこちら

DIC播種性血管内凝固の新診断基準 日本血栓止血学会2014

日本血栓止血学会は、厚生労働省DIC診断基準を修正したDIC診断基準暫定案を発表しました。造血器障害や感染症などの有無によるアルゴリズムで、DICを「造血障害型」「感染症型」ならびに「基本型」の3つの病型に分けています。
「造血障害型」では血小板のポイントが、「感染症型」ではフィブリノゲンのポイントが加算さえません。「造血障害型」以外の2タイプでは、血小板数が5万/μLより多い症例では、24時間以内に30%以上血小板が減少すれば、さらに1点加算されます。
原則としてFDPによるスコアリングを推奨しますが、FDPを測定していない施設ではD-ダイマー基準値上限よりも2倍以上増加があれば1点を加えます。また、DIC以外の原因による肝不全はマイナス3点減点することにより肝障害の影響を減らしています。

DIC播種性血管内凝固の新診断基準 日本血栓止血学会2014 の詳しくはこちら

スポンサードリンク

健康診断・血液検査MAPの新着記事

Valid XHTML 1.0 Transitional Valid CSS! Lint