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   <title>感染症</title>
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   <updated>2008-04-11T17:17:23Z</updated>
   <subtitle>感染症（かんせんしょう、Infectious disease）とは、寄生虫、細菌、真菌などの病原性微生物や、ウイルス、異常プリオン等の病原体が体内に侵入し感染して増殖し発症する疾患の総称です。
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   <title>プロカルシトニン（Procalcitonin：PCT）</title>
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   <published>2008-04-11T17:14:19Z</published>
   <updated>2008-04-11T17:17:23Z</updated>
   
   <summary>プロカルシトニン（Procalcitonin：PCT）は重症細菌感染症、敗血症の新しいマーカーとして注目されています。</summary>
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   <category term="686" label="PCT" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="684" label="プロカルシトニン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="688" label="敗血症マーカー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      プロカルシトニン（Procalcitonin：PCT）はカルシトニンの前駆蛋白として甲状腺のC細胞において生成される116個のアミノ酸から成る分子量 13kDaの蛋白で、N末端側には57個のアミノ酸から成る領域があり、中央に32個のアミノ酸から成るカルシトニン部分、C末端側には21個のアミノ酸から成るカタカルシン（catacalcin）部分が存在します。PCTはヒトCALC-1遺伝子によってコードされています（この遺伝子は染色体11p15.4に存在する）。PTCは正常な状態では細胞内で分解され、健常人における血中濃度は検出限界以下です。

血中PTC濃度は、全身性感染症、特に細菌感染症で上昇しウイルス感染症や局所の細菌感染ではほとんど上昇が認められず、エンドトキシンやIL-6、CRP等の血中マーカーよりも細菌感染に特異的です。循環血液中の半減期は約24〜30時間。
      検査材料：血清
測定法：EIA
基準値：単位（ng/ml）0.5以下
敗血症（細菌性）の鑑別診断の指標　カットオフ値：0.5
敗血症（細菌性）重症度判定の指標　カットオフ値：2.0

高値を示す疾患
全身性炎症反応を示す細菌感染症（腹膜炎、広範軟部組織感染症）、敗血症、多臓器機能不全症候群（MODS）、全身性真菌感染症（candida, aspergillus）、寄生虫感染症（malaria）、急性呼吸窮迫症候群（ARDS）、膵炎（胆管性）、細菌性髄膜炎、新生児敗血症、大手術（食道切除術など）  

・PCT測定の適応
PCTは重症の細菌、真菌、寄生虫感染症の診断のパラメーターで、感染に対する全身的な反応の過程でのみ生成され、局所に限定された細菌感染、ウイルス感染、慢性炎症性疾患、自己免疫疾患、アレルギー疾患ではPCTは誘導生成されません。
大手術、臓器移植、多発外傷の術後期、化学療法中、重篤な膵炎、胆管炎、あるいは軟部組織の感染患者など全身性細菌、真菌感染のリスクの高い患者には、PCT測定による監視が望ましいとされています。PCTの血中濃度は感染による炎症の度合いを反映するので、もしも敗血症ショック、多臓器機能不全症候群（MODS）、または重篤な細菌感染症などで、PCTが既に高濃度のときは、PCT濃度の経過観察は予後判定に有用です。また、従来困難とされていた小児、特に新生児の敗血症の早期診断にもPCTが有用であることが報告されています。  



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   <title>パルボウイルスB19 IgM</title>
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   <published>2007-12-24T15:52:02Z</published>
   <updated>2007-12-24T15:54:21Z</updated>
   
   <summary>伝染性紅斑（リンゴ病）の原因ウイルス。春に流行し妊婦では流産や胎児水腫の原因になります。</summary>
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         <category term="感染症" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="629" label="パルボウイルスB19" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="627" label="リンゴ病" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kensin-kensa.com/">
      パルボウイルスB19 （parvovirus B19）は20nmの小型のウイルスで、
その名前はラテン語の「小さい」を意味する“parvus”に由来して
います。伝染性紅斑（erythema infectiosum）の原因ウイルスであ
り、頬が発疹でびまん性に赤くなることから一般に「リンゴ病」と
呼ばれています。

経口又は呼吸器系の分泌物による飛沫感染により伝播すると考えら
れており、輸血や血液製剤による感染経路も推定されています。
本ウイルスの宿主はヒト赤芽球系細胞で、ヒト以外には感染しませ
ん。通常は一過性感染ですが、免疫能が低下した患者では、活動性
の持続感染を起こすことがあります。日本では小児の30％、成人の
60％程度が不顕性感染を受けているとされています。
      「リンゴ病」は、春に学童を主体に流行がみられ、感冒様症状の後、
顔に紅斑が出現し、続いて網目状の赤い発疹が体幹部および四肢に
出現します。なお、頬に紅斑が出現する頃には既に感染性はないと
されます。重症化することは稀ですが、妊婦の場合、胎盤を介して
胎児に感染し流産や胎児水腫を起こすことがあります。特に妊娠13
週〜16週に感染するとその傾向が強い。

診断は臨床症状の他に血清抗体価及びウイルスDNAの証明により行
なわれます。IgM抗体価は感染後1週間〜10日で上昇し始め、この頃
にはウイルス血症を起こしているため血清中でのウイルスDNAの同
定も有用です。IgG抗体は感染後2週間目頃より現れ始め、かなり長
期間陽性を保ちます。ウイルスDNAは、通常の経過では罹患後3週間
目頃まで検出されます。

検査材料：血清
検査方法：EIA 
基準値：陰性（−）　index 0.80 未満 

陽性を示す病態  
　パルボウイルスB19感染症（伝染性紅斑、リンゴ病） 
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   <title>ネコひっかき病の診断法</title>
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   <published>2007-11-05T12:55:13Z</published>
   <updated>2007-11-05T13:11:15Z</updated>
   
   <summary>ネコひっかき病（cat scratch disease：CSD）は、おもにネコからヒトに伝播する人獣共通感染症で、その主要原因菌はBartonella henselaeです。
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         <category term="感染症" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="547" label="ネコひっかき病" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="550" label="パリノー眼腺症候群" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      ネコひっかき病（cat scratch disease：CSD）は、おもにネコから
ヒトに伝播する人獣共通感染症で、その主要原因菌はBartonella 
henselaeです。
ネコひっかき病は、受傷後約１〜３週間後に有痛性のリンパ節腫脹
および発熱を認める定型例から、パリノー眼腺症候群（*）、急性
脳症、多発性肝脾肉芽腫など非定型例の重症例まで、その臨床病型
は多彩です。
ＨＩＶ感染者などの免疫不全患者では、細菌性血管腫症や細菌性肝
臓紫斑病を惹起することも知られています。また、宿主の免疫不全
状態の有無にかかわらず、菌血症を起こし、不明熱の原因菌にもな
ります。

近年、ノミやイヌからも感染することが明らかとなり、わが国のペ
ットブームの中、ＣＳＤ患者の年間発生数は少なくとも１万人以上
と推定され、確定診断の重要性が増しています。

現在、グラム陰性桿菌である本菌の臨床材料からの分離培養は容易
ではありませんが、B・henselaeに対する抗体価を測定する血清学
的診断法およびＤＮＡ診断を中心に、その診断法が確立されてきて
います。
      ・血清学的診断法
１）間接蛍光抗体法：ＩＦＡ
　抗原用菌株としてB・henselaeATCC49882株を使用した、IgMおよ
　びIgG抗体用抗原スライドに、希釈した被検血清をのせて反応さ
　せ蛍光顕微鏡で観察する。明瞭に蛍光を発する菌体が観察された
　場合を陽性とする。
　基準値：IgM抗体２０倍　IgG抗体６４倍

２）酵素抗体法：ＥＩＡ
　簡便で判定に熟練を要さず、同時に大量の検体を処理できる利点
　を有すしますが、現時点ではＩＦＡ法に比べ感度、特異性が劣る
　ことから、実際にはあまり使用されていません。

※健常人のB・henselae抗体保有率
　ネコとの接触なし　2.3％
　ネコとの接触あり　12.5％
　ＣＳＤ患者の同居家族　21.4％
　獣医学部の学生　14.7％

臨床材料からB・henselae検出する方法として、培養法・ＤＮＡ診
断があります。

（*）パリノー眼腺症候群（Parinaud&apos;s oculoglanduar syndrome）
は、Parinaudが1889年に報告した臨床病型で、自然治癒傾向を示す
片眼性の肉芽性結膜炎と同側の顎下、耳介前リンパ節炎を伴った病
態をいいます。原因として、結核、クラミジア、梅毒、野兎病症な
どが報告されており、中でもネコひっかき病によるものがほとんど
を占めています。
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   <title>インフルエンザ抗原検査　迅速キット</title>
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   <published>2007-11-02T17:17:12Z</published>
   <updated>2007-11-05T15:56:36Z</updated>
   
   <summary>臨床的に重要とされるＡ、Ｂ型の抗体および抗原を検査。抗原性が毎年変化するため、既感染による免疫では感染防御が不十分で流行をみる  </summary>
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   <category term="543" label="インフルエンザ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="552" label="迅速キット" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kensin-kensa.com/">
      インフルエンザウイルスはＡ、Ｂ、Ｃ型の３つの型に分類される
RNAウイルスです。Ａ型もしくはＢ型が臨床的に重要とされます。
Ａ型とＢ型のウイルスの表面には赤血球凝集素（HA）とノイラミニ
ダーゼ（NA）の２種類の糖蛋白が存在しており、Ａ型にはHAがH1〜
H15、NAはN1〜N9の亜型が同定されていますが、Ｂ型やＣ型には亜
型は認められません。ごく最近まではH1〜H3までにしかヒトに感染
して病原性を示さないと考えられていましたが、他の亜型もヒトに
感染しうることがわかってきました。

Ａ型、Ｂ型はHAとNAの抗原性が毎年変化するため、既感染による免
疫では感染防御ができなくなり毎年のように流行を繰り返します。
Ａ型はヒト以外の生物にも宿主をもち、その体内でウイルスが連続
変異や不連続変異をして大流行の原因になります。Ｂ型はヒト以外
に自然宿主を持たず、また亜型もないため不連続変異を起こさず大
流行することはないとされています。

一般にインフルエンザウイルスに感染しても健康人では１週間程度
で治癒することが多いが、高齢者や基礎疾患をもつハイリスク患者
に感染すると合併症を起こし現在でも致命的になることがあります。
      抗体検査法としては、ＨＩ法とＣＦ法があります。一般にその年の
インフルエンザワクチンに使用される最近の流行株を抗原に用いる
ＨＩ試験がよく検査されますが、抗原として用いた株からかなり変
異したウイルスや全く別の型や亜型に属するウイルスに感染した場
合はＨＩ法では抗体価の上昇を検出できない場合があるため、ＣＦ
法を併用します。一方、ワクチン接種ではＣＦ抗体の上昇はみられ
ないのが普通です。いずれもペア検体で４倍以上の抗体価の上昇が
あった場合に感染があったと判断します。

検査材料：血清 または 髄液 
測定方法：ＨＩ、ＣＦ 

抗原検査としては、迅速キット（ＰＯＣＴ）があります。1998年抗
Ａインフルエンザウイルス治療薬が認可され、発症後48時間以内に
服用した場合のみ、その効果が発揮されることから、迅速な抗原検
出が必要となり1999年インフルエンザＡ型抗原を検出するキットが
発売されました。その後Ｂ型の治療薬の認可、キットの発売により
Ａ、Ｂ型検出可能となり、今日ではインフルエンザの診断・治療に
不可欠となっています。

検査材料：咽頭拭い液、鼻腔拭い液
測定方法：イムノクロマトグラフ法（ＩＣＡ）
所要時間：15分

陽性を示す病態  
　インフルエンザウイルス感染症 
   </content>
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   <title>薬剤耐性とは</title>
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   <published>2007-11-01T15:12:37Z</published>
   <updated>2007-11-01T15:17:41Z</updated>
   
   <summary>細菌やウイルスなどの病原性微生物やがん細胞などが、抗生物質や抗癌剤など（化学療法剤）の薬剤に対して抵抗力を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは効きにくくなることを指します。</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="感染症" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="537" label="抗生物質" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="535" label="薬剤耐性" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kensin-kensa.com/">
      薬剤耐性（やくざいたいせい drug resitance）とは、生物が、自分
に対して何らかの作用を持った薬剤に対して抵抗性を持ち、これら
の薬剤が効かない、あるいは効きにくくなる現象のことで、薬剤抵
抗性、薬物耐性とも呼ばれます。
特に細菌やウイルスなどの病原性微生物やがん細胞などが、それら
の病原体による疾患を治療する抗生物質や抗癌剤など（化学療法剤）
の薬剤に対して抵抗力を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは
効きにくくなることを指します。

細菌やウイルスなどの病原性微生物によって引き起こされる感染症
や、がん細胞の増殖によっておきる悪性腫瘍の治療法の一つとして、
これらの病原体を殺したり、あるいはその増殖を抑制する化学物質
を治療薬として投与する化学療法があります。化学療法に用いられ
る薬剤（化学療法剤）には抗細菌薬（抗生物質のほとんどがこれに
当たる）、抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗原虫薬、抗癌剤などが含ま
れ、それぞれに多くの種類が開発、実用化されています。
      患者に投与して治療を行うためのものであるため、ヒトに対する毒
性は低いが病原体には特異的に作用するという、選択毒性があるこ
とが化学療法剤には要求されます。このため、細菌やウイルスだけ
が持ち、ヒトには存在しない特定の酵素を阻害したり、細菌やがん
細胞だけが細胞内に取り込み、正常なヒトの細胞は取り込まないな
どの特徴を持ったものが、化学療法剤として用いられています。 

これらの薬剤、例えば抗細菌薬の場合すべての細菌に有効、という
わけではなく、薬剤の種類と対象となる微生物（またはがん細胞）
の組み合わせによって、有効な場合とそうでない場合があります。
ある微生物に対してある薬剤が有効な場合、その微生物はその薬剤
に対して感受性(susceptibility) であると言います。これに対し、
ある微生物に対してある薬剤が無効な場合には、
１）もともとその薬剤が無効である。
２）もともとは有効であったがある時点から無効になった。
という二つのケースが存在します。この両者の場合を、広義には耐
性または抵抗性であると言いますが、通常は２）のケースに当たる
狭義のものを薬剤耐性(drug resistance)または獲得耐性(acquired 
resistance)と呼び、前者は不感受性(insusceptibility)または自然
耐性(natural resistance)と呼んで区別することが多い。

薬剤耐性を獲得した微生物は、細菌の場合は薬剤耐性菌、ウイルス
は薬剤耐性ウイルス、がん細胞は薬剤耐性がん細胞などのように総
称されます。
また個々のものについては、対象となる薬剤と微生物との組み合わ
せによって、ペニシリン耐性ブドウ球菌などのように表記されます。
また、複数の薬剤に対する耐性をあわせせ持つことを多剤耐性(multi 
drug resistance)と呼び、医学分野では治療の難しさから特に重要
視されます。また、ある薬剤に対する耐性が、それと類似の薬剤に
対する耐性として働く場合を、交差耐性と呼びます。 

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   <title>マラリア原虫</title>
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   <published>2007-10-28T06:58:20Z</published>
   <updated>2007-10-28T07:01:15Z</updated>
   
   <summary>血液塗抹標本上のマラリア原虫を検索し、感染の有無を診断する検査。</summary>
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   <category term="515" label="マラリア" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kensin-kensa.com/">
      <![CDATA[マラリア原虫検査は血液塗抹標本を用いてマラリア原虫の有無を観
察し、その感染を判定します。

マラリアはハマダラカによって媒介される、熱帯、亜熱帯の発熱性
疾患です。蚊の唾液とともに人体に侵入した原虫は、肝細胞内で10
〜14日間増殖の後、流血中に入って赤血球に感染し、栄養体、分裂
小体を経て増殖を繰り返します。その結果、原虫の増殖サイクルに
よって、3日ないし4日などの周期的な発熱、悪寒、戦慄症状を呈し
ます。虫体は赤血球内で発育するため、溶血性貧血やビリルビンの
上昇といった所見がみられます。

<img height="110" alt="マラリア原虫輪状体" src="http://idsc.nih.go.jp/disease/malaria/malariaweb/pic/a_1s.jpg" width="150" /><img height="110" alt="マラリア原虫栄養体" src="http://idsc.nih.go.jp/disease/malaria/malariaweb/pic/a_3s.jpg" width="150" /><img height="110" alt="マラリア原虫生殖母体" src="http://idsc.nih.go.jp/disease/malaria/malariaweb/pic/a_5s.jpg" width="150" />
左より輪状体 ring form ・栄養体 trophozoite ・生殖母体 gametocyte]]>
      マラリアには次の4種類が知られています。
潜伏期
熱帯熱マラリア 約12日
（英名 Tropical malaria / Falciparum malaria）
四日熱マラリア 約1ヶ月
（英名 Quartan malaria / Malariae malaria ）
三日熱マラリア 約2週間
（英名 Tertian malaria / Vivax malaria ）
卵型マラリア 約2週間
（英名 Ovale malaria / Ovale malaria）

国内では平安時代末期、平清盛がマラリアに罹患していたとされ、
当時「瘧（ぎゃく）」と呼ばれていました。終戦直後にも西日本で
マラリアの発生が報告されています。
現在わが国でみられる症例は、大半が海外で感染し、帰国後発症す
る輸入感染症例です。また航空機に乗って飛来したハマダラカが、
空港周辺の人を刺し感染が成立する「空港マラリア」も散発ながら
報告されています。国内発症例は診断が遅れ、重症化しやすいが、
周期的な熱発に溶血性貧血をみた場合、マラリアは想起すべき疾患
の一つです。

検査の採血には発熱が始まる頃が適しているとされますが、原虫が
少ない場合は発見が難しい事も多く、繰り返して採血するのが望ま
しい。なお、現在マラリアに有効なワクチンはなく、クロロキンや
メフロキンなどの予防薬が用いられます。クロロキン耐性マラリア
が流行している地域では、ドキシサイクリンが用いられます。

検査材料：EDTA加血液
検査方法：ライト染色・標本鏡検  

陽性を示す病態  マラリア原虫感染症 
   </content>
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   <title>馬インフルエンザ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kensin-kensa.com/archives/cat31/post_146/" />
   <id>tag:www.kensin-kensa.com,2007://1.194</id>
   
   <published>2007-10-26T15:01:46Z</published>
   <updated>2007-10-26T15:03:28Z</updated>
   
   <summary>馬インフルエンザは、家畜伝染病予防法で届出伝染病に指定されている感染症で、ヒトと同じオルトミクソウイルス科に属するウイルスでありＡ型に分類されています。
</summary>
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         <category term="感染症" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="505" label="馬インフルエンザ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kensin-kensa.com/">
      馬インフルエンザは、家畜伝染病予防法で届出伝染病に指定されて
いる感染症で、ヒトと同じオルトミクソウイルス科に属するウイル
スでありＡ型に分類されています。
インフルエンザウイルスはヘマグルチニン（ＨＡ）とノイラミニダ
ーゼ（ＮＡ）の番号により分類され、馬インフルエンザには１型
（H7N7）と２型（H3N8）の２つの亜型が存在するといわれ、ヒトに
は感染しないと考えられています。
動物にはそれぞれの種に感受性のある特有のインフルエンザウイル
スが存在し、他には猫、犬、豚インフルエンザなど様々なものが存
在します。

馬インフルエンザは、馬が感染し発症すると４０℃以上の高熱で咳
や多量の鼻水などの呼吸器症状を呈し、臨床症状はヒトに類似して
います。二次感染や合併症などを起こさなければ２〜３週間程度で
回復し、特に重篤にはなりませんが、肺水種などを合併すると死亡
することがあるといわれています。
      1971年の大発生以来３０年以上も特に流行はみられず、また日本国
内で生まれ育てられた競走馬にはワクチン接種が義務付けられてい
るため、以前のような大流行はないと考えられていましたが2007年
札幌競馬場や函館競馬場などでインフルエンザの感染症状の馬が発
見され、馬インフルエンザウイルスが検出されました。

馬インフルエンザウイルスは、伝播スピードが非常に早く、複数の
馬に感染が確認されたのは一遍に感染したのではなく、初めに感染
した馬から次々に伝播していったのではないかと考えられています。
したがって１頭の馬に感染するとあっという間にその厩舎に所属す
る全ての馬に感染が広がる可能性があります。そのため、競馬を開
催すると競走に来ている他の厩舎の馬にも感染する可能性が強いた
め中央競馬会では競走を中止しました。

かつては鳥インフルエンザ（H5N1）のような抗原亜型をもつＡ型イ
ンフルエンザウイルスはヒトへは感染しないと考えられていました。
いつか馬インフルエンザが、ヒトへ牙をむくことがあるかもしれません。 
   </content>
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   <title>尿中肺炎球菌莢膜抗原測定</title>
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   <id>tag:www.kensin-kensa.com,2007://1.193</id>
   
   <published>2007-10-26T14:56:44Z</published>
   <updated>2007-10-26T15:01:15Z</updated>
   
   <summary>肺炎球菌莢膜抗体を利用した免疫学的抗原抗体反応による免疫クロマト法を用いて、肺炎球菌莢膜抗原を検出する。</summary>
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   <category term="501" label="肺炎球菌" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="503" label="莢膜抗原" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      肺炎球菌莢膜（きょうまく）抗体を利用した免疫学的抗原抗体反応
による免疫クロマト法を用いて、肺炎球菌莢膜抗原を検出します。

市中肺炎の原因菌のうち肺炎球菌は、検出頻度が約25%と第一位を
占めると同時に、適切な抗菌薬使用を誤ると重症化する危険性の高
いことは知られています。
培養法では菌の同定結果が出るまで急いでも2日間程度を要するの
に対し、尿中肺炎球菌莢膜抗原の検出は尿検体採取後30分程度で結
果が得られるので的確な初期治療薬の選択が可能になります。

本検査法は、尿を検体とするため侵襲性はなく、喀痰等の呼吸器系
検体が得られない場合にも測定可能です。しかも特別な機器も必要
とせず、検査結果を目視判定できる利点があり、国内相関性試験か
ら喀痰培養法との比較において感度61.3%（19/31）、特異度72.1%
（98/136）、血液培養との比較において感度80.0%（4/5）、特異度
73.3%（98/133）の報告があります。
      肺炎球菌は自己融解酵素を持つため死滅しやすく、検体の採取状況
や取り扱いによっては培養法で検出されないこともありますが、本
検査法は、肺炎球菌の「菌そのもの」ではなく「莢膜抗原」を検出
するため、自己融解酵素による影響を受けないと考えられます。
さらに、培養法では検体採取前に抗菌薬が使用されている場合、原
因菌の検出ができないことが多いが、「莢膜抗原」を検出すること
から、事前の抗菌薬投与による影響を受けないことも確認されてい
ます。従って、培養法では検出できない場合であっても、肺炎球菌
莢膜抗原として検出することが可能です。

検査材料：尿
基準値：陰性（−）
測定方法：免疫クロマト法

※感染発症日から0〜2日後では、尿中抗原量が十分でないことによ
る偽陰性、上気道・口腔内に常在する肺炎球菌が培養されることに
よる喀痰培養の偽陽性を呈することがあります。

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   <title>クオンテイフェロンTB-2G</title>
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   <published>2007-10-26T10:08:48Z</published>
   <updated>2007-10-29T14:48:53Z</updated>
   
   <summary>クオンテイフェロンTB-2Gは、結核菌特異蛋白刺激性遊離インターフェロン-γ測定による結核菌感染の診断補助を目的に開発された体外診断薬です。</summary>
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   <category term="499" label="クオンテイフェロン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="500" label="結核菌感染症" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kensin-kensa.com/">
      クオンテイフェロンTB-2Gは、結核菌特異蛋白刺激性遊離インター
フェロン-γ測定による結核菌感染の診断補助を目的に開発された
体外診断薬です。結核菌特異抗原と全血を共培養することにより、
活性化された全血中のＴリンパ球から産出された培養上清中のINF-
γ（インターフェロン-γ）を酵素免疫測定（EIA）法を用いて測定
します。

近年の日本の結核は年間約３万人の患者発生と2,000人以上の死亡
者数を記録しています。慢性疾患であり、人口比で見た発生率も米
国の５倍と高く、さらに、院内・施設内集団感染事例も多く報告さ
れ、今後も継続して重要感染症として対応してゆくべき疾患の一つといえます。

報告された症例を罹患臓器別に見ると肺結核が８０％、肺外結核が
２０％です。肺結核にあっては全体の2/3の症例で喀痰の塗抹・分
離培養または核酸増幅法（PCR法等）を用いた結核菌の直接証明に
より診断が確定しています。しかし、
・Ｘ線所見、喀痰塗抹・分離培養では結核を確定できないが他の臨
　床所見でなお結核を疑う症例
・肺外結核を疑う症例
・関節リウマチやクローン病で免疫抑制剤を投与する前やこれら薬
　剤投与中に結核菌感染が疑われる症例
・臓器移植および骨髄移植が行われる症例
などで、結核菌感染の有無の確定が要求される症例が多く存在する
ため、結核の診断や除外診断に用いる的確な検査法の開発が望まれ
てきました。
      <![CDATA[クオンテイフェロンTB-2Gを用いた結核患者群とBCG接種健常人群を
対象とした成績からはその有病正診率は８９.０％（105/118）、無
病正診率は９２.２％(200/217)。
また、ツ反検査との比較では、本キットの有病正診率は９２.２％
(71/77)、無病正診率は９２.２％(200/217)であるのに対し、ツ反
検査では各々９０.９％(70/77)、１６.６％(36/217)であり、この
結果はツ反検査がBCG既接種の影響を受けるのに対し、クオンテイ
フェロンTB-2Gは影響を受けないことを示しています。
さらに、医療従事者における潜在結核感染実態検討や結核集団感染
事例での結核感染者検出の検討では、ツ反に代わって、結核菌感染
を疑う症例に対する潜在性結核診断のツールとしてきわめて有用で
あることが報告されています。

検査材料：全血（ヘパリン加血）
基準値：カットオフ値　単位（IU/ml）0.35
測定方法：ELAISA（サンドイッチ免疫酵素法）

高値を示す病態
　結核菌感染症

<a href="http://www.bcg-qft.com/06_02.html">検査受託先一覧</a>]]>
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