認知症を予防する MCIスクリーニング検査とは

MCIスクリーニング検査 とは、軽度認知障害(MCI)の兆候を早期に発見できるバイオマーカーを使用した血液検査です。

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認知症を予防する MCIスクリーニング検査とは

MCIスクリーニング検査 とは、軽度認知障害(MCI)の兆候を早期に発見できるバイオマーカーを使用した血液検査です。認知症研究の第一人者である筑波大学 浅田隆教授と株式会社MCBIが共同で実施したコホート研究を通じて開発された検査法です。このバイオマーカーを用いてアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβペプチドの蓄積を間接的に評価することで、軽度認知障害(MCI)のリスクを評価します。
私たちの体には、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβペプチドが脳内に蓄積しないように排除する仕組みやその毒性を弱める仕組みが備わっています。その仕組みには、脂質代謝に関連するアポリポ蛋白質(ApoA1)免疫に関わる補体タンパク質(C3)、アミロイドβと結合してその作用を抑制するトランスサイレチン(TTR)などが関連しています。
MCIスクリーニング検査では、防御機能をもつこれら3つの蛋白質の血中濃度を測定することで、アミロイドβペプチドに対する「抵抗力」をはかるものです。

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LOXインデックス 脳梗塞・心筋梗塞の発症リスク予測

LOX-index(ロックス・インデックス)は、脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを評価する最新の指標です。日本国内で行われた、約2,500名を約11年追跡した研究成果がベースになっており、sLOX-1(可溶性LOX-1:血中に放出されたLOX-1)とLAB(LOX-1 ligand containing ApoB)から得られる解析値が、今後10年以内の脳梗塞・心筋梗塞発症率に大きく関与する事がわかりました。脳梗塞発症率で約3倍、心血管疾患発症率で約2倍となり、これら2つの疾患の発症リスク評価検査としては、唯一の検査です。
動脈硬化のリスクマーカーとして、これまでLDLコレステロールが一般的でしたが、心疾患と相関性がある事は知られているものの、脳血管障害との相関性は得られていませんでした。また、心疾患患者の約3割はLDLコレステロールが基準値以下で発症しているとの報告もあり、リスクマーカーとしては十分とは言えません。LOX-indexはまさにその部分を補うことができます

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