「いきなりエイズ」がHIV感染者の30%を占めています。

「いきなりエイズ」はHIV感染が判明したときにはすでにAIDS(エイズ)を発症している状態で、その割合はHIV感染者の30%を占めています。

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「いきなりエイズ」がHIV感染者の30%を占めています。

「いきなりエイズ」はHIV感染が判明したときにはすでにAIDS(エイズ)を
発症している状態で、その割合はHIV感染者の30%を占めており、
わが国のHIV感染者の増加につながっていると言われています。
このため、早期診断によるHIV感染の拡散防止が求められています。

HIV感染者の年齢層は20代・30代に多く、エイズ患者は30代・40代
が高く50代・60代でも発症しています。
2006年にエイズ動向委員会が報告した2005年までの、日本における
年間HIV感染者とエイズ患者の報告数は年々増加しており、近年
では年間陽性者数(キャリアー数:HIV感染者数およびエイズ患者
数)は1,000人を超え、累積陽性者数も11,036人に達しています。
先進国で増加し続けているのは日本だけです。

HIV陽性者は他の感染症、特に性感染症(STD)を合併している
か、既往感染者である場合が多く、特に梅毒・ウィルス性肝炎・クラ
ミジア感染が半数以上に見られます。また女性のばあいは尖圭コン
ジローマの感染が多く見られます。

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鉄欠乏貧血:鉄の体内での動体

体内に分布する鉄の総量は3〜5gに及び、その60〜70%はヘモ
グロビンに結合して赤血球に分布し、20〜30%は肝臓・脾臓・筋肉
および骨髄などの組織に、フェリチン・ヘモジデリンとして貯蔵されて
います。

鉄は食物(卵・レバー・ほうれん草など)として1日に10〜15mg
程度摂取され、その10%にあたる0.6〜1.5mgが主として胃
と上部小腸(十二指腸・空腸)から吸収されます。
食物中の鉄は胃酸によって3価の鉄イオンとして遊離し、吸収には胃
粘膜細胞中のフェリチンが吸収に大きな役割を果たすと考えられてい
ます。血中に吸収された鉄イオンはトランスフェリンと結合して全身
の組織に運ばれます。
鉄は1日約27mgが使われており、その75%は赤血球の新生に利
用されます。そのうち20mgはヘモグロビンの分解により供給され
ています。

鉄欠乏貧血を疑うとき、体内鉄欠乏の所見を認めた場合や、鉄過剰を
疑うとき血清鉄の測定は診断上有用な検査です。

血清鉄の基準値:M 54〜200F 48〜154(μg/dL) Nitroso-PSAP法

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中性脂肪 TG

中性脂肪とは、3個のアルコール基を有するグリセロールに高級脂肪
酸(パルミチン酸・オレイン酸など)が結合したものの総称です。
脂肪酸1分子のグリセロールエステル化合物をモノグリセライド(MG)
2分子エステル化合物をジグリセライド(DG)3分子のエステル化合
物をトリグリセライド(TG)と呼びます。

血清中の中性脂肪の90〜95%がTGであるため、一般的には中性
脂肪=TGといわれます。血中TGは食事による外因性と肝臓で合成
される内因性に分けられ、前者はカイロミクロンとして、後者はVL
DLとして血中に存在しています。血中TGの主な作用は、蛋白と結合
して水溶性のリポ蛋白として存在し、脂質を運搬することです。

血中TGは各種の原発性・続発性高脂血症で異常値を示し、その測定が
これらの病態の診断や治療に有用です。

・基準値:50〜149(mg/dL)

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