緑内障の検査・眼底検査

眼底検査とは、瞳孔の奥にある眼底を、眼底カメラや眼底鏡という器具を用い、レンズを通して観察し、眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査のことです。

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緑内障の検査・眼底検査

眼底検査とは、瞳孔の奥にある眼底を、眼底カメラや眼底鏡という器具を用い、レンズを通して観察し、眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査のことです。網膜剥離や眼底出血、緑内障などの目の病気を調べるときに行ないます。
なかでも、緑内障が疑われる人の発見が重要です。日本人の場合は、眼圧が正常範囲内でも視神経障害が起こる「正常眼圧緑内障」が多いので、この病気を早期発見するためには、眼底検査における視神経乳頭の所見が決め手となります。
眼底カメラ
また、眼底の血管は人間の体の中で唯一直接に血管を観察できる部位のため、そこを観察すると動脈硬化、脳腫瘍、高血圧などの全身の病気が推察でき、生活習慣病の検査としても有効です。

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肥満遺伝子産物・レプチン

脂肪組織は従来、単なるエネルギー貯蔵組織として認識されていましたが、最近多彩な生理活性物質を分泌することが明らかにされ、ひとつの内分泌組織としてその機能を研究されるまでに至っています。
その中でレプチンは、1994年Friedmanらにより遺伝性肥満マウス(ob/obマウス)の病因遺伝子産物として同定された代表的な脂肪組織由来ホルモンです。

ob/obマウスはレプチン単独の欠損により高度の肥満を生じることがはじめて明らかにされました。脂肪組織において産生された野生型のレプチンは、その末梢血中濃度が体脂肪量と正の相関を示します。

レプチンは末梢血中から中枢神経に移行し、中枢神経を介して摂食抑制やエネルギー消費の促進効果を発揮すると考えられています。このような脂肪組織由来ホルモンの動態と、肥満を共通の基盤とする生活習慣病との関連が明らかにされれば、これらの予防医学に大きな貢献をすると期待されています。

・治療薬としてのレプチン
先天的にレプチンを欠損する場合には、満腹感を自覚することなく食べ続けるため著しい肥満となります。現在までにレプチン遺伝子変異を有する肥満家系が数家系知られていますが、生理的血中濃度に相当する低用量のレプチンを皮下注射することによって摂食量と体重の減少が報告されています。

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