PLAP 胎盤型アルカリフォスファターゼ - 胎盤型アルカリフォスファターゼは、ジャーミノーマの鑑別補助や治療効果および再発モニタリングに有用です。

PLAP 胎盤型アルカリフォスファターゼ

胎盤型アルカリフォスファターゼ(Placental Alkaline Phosphatases:PLAP)は、胎盤で産生されているアルカリフォスファターゼアイソザイムの1つです。PLAPは、頭蓋内胚細胞腫瘍の1つであるジャーミノーマの鑑別診断に有用である可能性が示唆されています

ジャーミノーマは、小学校高学年から若年成人に好発する胚細胞腫瘍において、最も高頻度にみられる組織型であり、放射線療法や化学療法に高い感受性を示します。ジャーミノーマの治療は必ずしも手術を必要としないことから、診断においても侵襲的方法を避け、非侵襲的診断が望まれています。
PLAPの測定は、ジャーミノーマの鑑別診断補助や治療効果判定および再発モニタリングに有用です。

検査材料:髄液
測定方法:CLEIA

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